ごあいさつ

◆羽毛ふとんのおはなし

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ちょっとだけ羽毛ふとんの基礎知識のお話しです。羽毛ふとん選びのお役に立てれば幸いです。

 

①どこの国の水鳥の羽毛が使われているのか。

 

羽毛は、寒さが厳しい地域で育った水鳥のものほど良質と言われています。

寒さから身を守るために羽毛がふっくらと大きく、高密度になるからです。

羽毛の代表的な産地としてはポーランド、ハンガリー、ウクライナ、ロシアなどの東欧諸国が有名です。

農業大国のフランスやカナダ・米国の冷涼な地域でも良質な羽毛が生産されています。

産出量としては中国が大きなシェアを持ち、最近では生産技術が向上して一部では東欧産羽毛に引けを取らない原毛も出てきています。

また、メディアでたびたび「最高級羽毛ふとん」として紹介される「アイダーダウン」はアイスランドなどが主な産地です。

 

 

②一羽の水鳥のどの部分の毛が羽毛ふとんの素材になるのか。

 

水鳥の胸部に密生している「タンポポのわた毛」のようなフワフワした毛が「ダウン(DOWN)」です。

軽くて、やわらかく、保温性に優れています。これが羽毛ふとんの素材として、主に使用されています。

腹部に生えている細い羽軸がある「スモールフェザー(SMALL FEATHER)」も一部含まれます。

 

ちなみに、ダウン率が50%以上のものを「羽毛ふとん」、ダウン率が50%に満たないものを「羽根ふとん」と呼んで区別しています。

また一羽の水鳥からは一般的に、ダウンは約25g程度しか採取されませんので、1枚の羽毛ふとんを作るためにはどれだけ多くの水鳥が必要かがわかります。

 

 

③どんな種類の水鳥が羽毛ふとんに適しているのか。

 

多くの羽毛ふとんに使われているのが、「ダック(DUCK/アヒル)」と「グース(GOOSE/ガチョウ)」の羽毛です。

もともとダックやグースは渡り鳥の「鴨」や「雁」が家禽(かきん)化されたもので、その羽毛には上空数千メートル、マイナス数十度の厳しい自然環境にも耐えうる機能が備わっています。

 

水鳥としてはダックよりもグースのほうが大型で、羽毛も大きく、空気をたっぷり包み込みます。そのため原毛の市場価格も一般的にグースのほうがダックよりも高値で取引されています。

4〜5年飼育された「マザーグース(MOTHER GOOSE)」の羽毛は、さらに大きく保温性に優れてます。

 

ちなみに、羽毛の品質表示ラベルには「ホワイトグース」や「シルバーダック」など「羽毛の色」が表示されている事がありますが、一般的には羽毛の色と品質には関連性はないと言われています(※1)

 

羽毛の品質に関しては生産者がどれだけ時間と手間ををかけて丁寧に飼育したかを示す「成熟度(ダウンパワー等※2)」が比較する目安とされています。

 

(※1)一部の研究所や試験場では主に「白色種(ホワイト)」の水鳥の品種改良に力をいれて、より高品質な羽毛を生産しているところもあり、白色種の方が品質的に優れているという意見もあります。

(※2)ダウンパワーとは、ふとんの中の羽毛のふくらみを1gあたりの体積(㎤/g)で示したもので、一般的に、ふとんの中の羽毛は、常に約1.4㎏/㎡(約14パスカル)の加圧を受けているもの想定されています。JBA(全日本寝具寝装品協会)品質基準では350㎤/g以上のものが「羽毛ふとん用の詰め物」として適しているとされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

④側生地はどんなものを使っているか。

 

羽毛ふとんの側生地は、柔らかくてしなやかな、体にフィットする生地がおすすめです。60長綿サテンや80超長綿サテンなど細番手の糸で高密度に織られたものが肌触りもよく通気性・放湿性も優れているため良いとされています。またほとんどの羽毛ふとん用生地には「羽毛の吹き出し」を防ぐために高温高圧で瞬間的に生地の目つぶしを行う「ダウンプルーフ加工」も施されていますが、元々の生地の質が良くないと生地の風合いが悪くなり、カサカサ音がしたりする原因になったりもします。

最近では、中の羽毛がより空気を含み、ダウンボールが膨らみやすくなるような「軽量生地」や、「抗菌防臭・防ダニ加工」「光触媒加工」など側生地に機能性を持たせた羽毛ふとん用生地も多く使われています。

おふとんを選ぶときはどうしても最初に「色・柄」に目がいってしまいがちですが、側生地の素材にも目を向けていただければと思います。

 

 

 ⑤どのようなキルティングで作られているか。

羽毛ふとんを使い続けると、あたたかくなくなる理由に羽毛の片寄りがあります。「一般的なキルト」の場合、衿元の部分や、中央部分の羽毛が片寄ることがあります。そうすると首の当たりやお腹の辺りが薄くなり、保温性が損なわれてしまいます。「完全立体キルト」と呼ばれる羽毛の片寄りを防止する加工を施した羽毛ふとんの場合には、このようなことがなく、心地よいあたたかさを長く保つ事が出来ます。キルト方法は外見上はわかりづらいので、ラベル等でしっかり表示・説明がしてある羽毛ふとんが良心的と言えます。

 

  

 

 

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